Cakewalkを便利に使う自作ツールのご紹介

AikaHの曲制作ツール

私は、CakewalkSONARを使って音楽制作しています。
ここではSONARを使う上で便利な自作ツールを紹介します。
といっても、あくまで個人用に作ったものなので、役に立つ人がいるのかどうか…。
あくまでもオマケということで随時更新していきます。

SONARで01V96を使う際のシーン吸い込み用ダンプリクエストマクロ

設定方法 01V96のカレントシーンのセッティングをSONARのSYSXビューに吸い込みます。
SONARのプロジェクトを起動するだけで01V96の設定も動いてくれるので便利ですよ!

cakewalk.ini ファイル内の [Dump Request Macros] セクションに次の記述を追加します。

01V96 Current Scene=F0 43 2(0) 7E 4C 4D 20 20 38 43 39 33 6D 02 00 F7
01V96 Control Change Table=F0 43 2(0) 7E 4C 4D 20 20 38 43 39 33 43 02 00 F7

上がカレントシーンのダンプリクエスト、下がコントロールチェンジテーブルの物です。

( )部分をお使いの01V96のMIDIチャンネルに合わせます。
数値は MIDIチャンネル-1 になります。 (チャンネル1だったら 1-1=0 )
上の例はチャンネル1用ということになります。

01V96のMIDIチャンネル(=デバイスナンバー)はDisplayAccessパネルのMIDIボタンからSETUPタブを選択し、一番上の項目になります。

ピッチベンドデータをノートオンの直前でリセットするCAL

使用方法 pb_reset.cal (右クリックで保存してください)

目的のノートを選択してください。
そのノートの手前1ティックの場所にピッチベンド=0を挿入します。
選択されたノートと同じMIDIチャンネルになります。

どんな時に使うかは…分かりますよね(^ ^ ;

ピッチベンドレンジ変更時にベンドデータを新しいレンジに対応させるCAL

使用方法 ピッチベンドレンジを変更した時に、今までのベンドデータを新しいレンジに圧縮・拡張させるCALです。
RPNをこまめに打ち込めば必要ないかもしれませんが、そうすると見た目で分かりづらくなるので使い道はあるかも。

pb_range_change.cal (右クリックで保存してください)

目的のベンドデータを選択してください。
ノートなど、他のデータが含まれていても構いません。
CALを実行して、今までのベンドレンジを入力します。
次に、新しく設定したベンドレンジを入力します。
ベンドデータがレンジに応じて圧縮・拡張されます。
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